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治療の基本的な流れ

病院や診療所で行われている治療の多くは「PDCA」のサイクルに基づいて行われています。Pは計画(PLAN)、Dは実行(DO)、Cは検査(CHECK)、Aは処置(ACTION)を意味しています。

医師は診察を受けるために訪れた患者に対して、検査結果を含めて状態の観察を行い、病気についての仮説を立てて、治療の計画「P」を立てます。次に薬の処方や指導を行って治療「D」を実施します。そして患者が再来院した時には病気の改善が進んでいるか検査「C」を行います。改善が進んでいれば治療を継続し、思った通りに改善が進んでいない場合は、薬の量を増やすなどのあらたな処置(A)を行います。

治療はこのPDCAのサイクルで行われているのですが、ここで大切なのはPの前に行われている各検査です。医師は患者の現状を検査結果に基づいて判断する場合が多々あります。この検査自体がきちんと行われずに正確な値が医師に提出されない場合は、治療そのものが適切でなくなる可能性も高くなります。

また、ベテラン医師と新人医師とでは、治療の大きな差が生じるといわれています。経験が豊かなベテラン医師は、診察をした時の仮説が豊富にあり、様々な体験からピンポイントで治療計画を立てることが出来るようになります。しかし、経験が比較的少ない医師の場合は、仮説がまだあいまいになってしまう場合があり、検査量も多くなってしまう可能性もあります。ただ、これはあくまでも一般論です。若くても優秀な医師の方はたくさん居ますし、ベテランでもあまりよろしくない医師の方も居ます。

こう考えると、患者さんにとってはやはり自分が信頼できる「かかりつけ医」を見つけることが、大切なのかもしれません。

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